TechinsightJapan  2015年03月08日 17:00

玉木宏とKinKi Kidsの堂本光一が共演したSPドラマ『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』が放送され、ツイッターでは様々な感想がつぶやかれている。「主にディスカッションで話を進める態度には、原作へのリスペクトを感じる」と続編を期待する意見もあった。原作者の島田荘司さんも、視聴者の反応を知って「ほっとしました」とひと安心したようだ。


推理作家・島田荘司さんによる“御手洗潔シリーズ”を初映像化した土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』(フジテレビ系)が3月7日に放送された。主人公、脳科学者で天才探偵の御手洗潔役を玉木宏、その親友で作家の石岡和己役をKinKi Kids・堂本光一が演じることもあり、原作ファン以外も注目していた作品である。

原作ファンからは御手洗潔と石岡和己のイメージについては好評が目立つものの、原作では登場しない堅川みさと刑事(坂井真紀)に対する御手洗の言動に違和感を持ったという感想も見受けられた。ただ、放送を前に行われた対談で、島田荘司さんは「坂井真紀さんが素晴らしかった」とその演技を評価しており、玉木宏も堅川みさと刑事によって御手洗の人物像が際立った場面が多いと語っている。

“御手洗潔シリーズ”初のドラマ化には「今まで生きてきて、本当に良かったです! 続編お待ちしております」とファンも感激しており、「今度は空を飛ぶ男? 続編は『山高帽のイカロス(御手洗潔のダンス収録)』なのかしら…」、「彼らならではの“御手洗潔シリーズ”が定着したら面白いな」など続編を期待するつぶやきも多い。

原作者の島田荘司さんは放送後に『島田荘司(S_S_Kingdom) ツイッター』で「ざっと見て廻って、そんなに辛口の人いなくて、読者もおおむね好感風で、ほっとしました」と感想をつぶやいており、「残念なタンテイとか、今日は仕事休めとか言われるんじゃないかと気が気じゃなかったけど」と放送が終わるまでの心境も明かしている。

島田さんは対談で「同じメインキャストでシリーズ化をお願いしたい」という主旨を口にしていたが、この日、ドラマ『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』の最後に“to be continue?”と表示された。次回作の可能性もありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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