堂本光一「SHOCK」1600回公演達成!『今後もどうか愛してください』

ザテレビジョン 2018/03/07 14:12 配信

東京・帝国劇場で上演中の舞台「Endless SHOCK」の3月6日公演で、主演の堂本光一が通算上演回数1600回を達成。それを記念し、特別カーテンコールが行われた。

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光一が通常のカーテンコールを進めていると、舞台上の巨大モニターに花火が打ち上がり、それを合図に特別カーテンコールがスタートした。

司会を任されたのは、出演者でもある光一の後輩、ふぉ~ゆ~・福田悠太。「さぁ皆さま! 一度僕に注目してくれますか?」から始まった、その個性的な進行ぶりに笑いの絶えない時間となった。

 

まず、光一が恒例のくす玉割りを。ことし用意されたのは、光一も「どういうこと?(笑)」とツッコミを入れるほどミニサイズのくす玉。

光一がひもに手をかけると福田が「それでは、引くまで1600秒前からカウントを!」と回数になぞってひとボケを。

「長いな~(笑)」と笑う光一の横で、ことしライバル役で初出演している中山優馬から「寝てまうわ!」とツッコミが飛ぶと、福田が「寝てまうか、優馬?」と絡む展開に。

ふぉ~ゆ~・越岡裕貴が「いいから!(笑)」と福田を制し、光一が「誰だあいつ司会にしたのは!(笑)」と、盛り上がりながら割った小さなくす玉からは、紙吹雪とともに細長~い垂れ幕が登場した。

「この度はSHOCK通算1600回公演達成、誠におめでとうございます。これからもお体にムチ打って記録を伸ばし続けてください。出演者一同、心よりお祝い申し上げます」との愛情いっぱいの文言に、光一は「ムチ打たないとしょうがないよね~」と笑顔をこぼした。

次に、ことしオーナー役を務めている久野綾希子と、ヒロイン役の瀧本美織が「せーの」と掛け声をかけながら二つの花束を光一に贈呈。

福田に「いかがですか光一くん、花束の匂いは?」と質問され、光一は「いい匂いする!」と答えるも、福田に「あとで嗅がせてくださーい」と緩く返され、爆笑していた。

 

ここで光一に、今夏にミュージカル「ナイツテイル ー騎士物語ー」(7、8月帝国劇場にて上演)で共演する井上芳雄からサプライズビデオメッセージが。

【井上芳雄メッセージ】

こんにちは! 今、「SHOCK」開演30分前の舞台上に立たせてもらっています。光一くん、「SHOCK」公演通算1600回おめでとうございます。

たくさん喜びも苦労もあったと思いますけども、きっとこれはまだ通過点だと思っているだろうということも、僕は想像しています。とにかく、おめでとうございます。そしてまだまだ、「SHOCK」が皆さまに愛されて続くことを祈っております。

そしてことしの夏、光一くんと「ナイツテイル」で初めて一緒にやれることもとっても楽しみにしております。みんなで新しい作品を喧々諤々、力を出し合って作りましょう!

一つ僕が心配しているのは光一くんの体が出来上がり過ぎてることです。僕が全然出来上がってないので、それ以上、体作らなくていいです(笑)。

今回の「SHOCK」も、最後まで無事に幸せに、楽しく終わることをお祈りしています。本当に本日はおめでとうございました!

映像を見て驚きながらも、光一は「うれしいね。今まで共演なかったからさ。すごく楽しみにしてるし、芳雄くんもすごく楽しみにしてて」とニコニコ。

さらに、先日見たという衣装やセットデザインの感想を「"へー!"って感じ!」と明かすと「あまりいい情報はもらさないぞってことで!」と福田にいじられ爆笑した。

 

ここで光一は、同じ"よしお"という名前のキャストの話を。「こっちのよしおは『Endless SHOCK』には切っても切れないよしおなのよ」と、ピンチのときに彼が一人で何役も演じ抜いたエピソードを紹介。

さらに実は1500回出演を達成していた男性キャストや、ふぉ~ゆ~も1100回出演を達成していることで話が盛り上がる。

「すごいね、みんなバケモノだよ」と冗談を交えながら、共に公演を重ねてきたカンパニーの仲間をたたえる光一に、福田が「あなたに言われたくないぞっ」と軽快にツッコむと、会場からは拍手が沸き起こった。

続いて、公開囲み取材が行われた。光一は、1600回という数に対しての思いを聞かれ「いつも言っていることで申し訳ないですが、自分としては漠然としています。

とにかくそのとき1回の公演が勝負だと思ってやっているんですよね。その積み重ねが1600回になった。

だけど、それだけのお客さんが見に来てくださったというのもまた事実で、そこには感謝してもしきれないですし、初演から今まで携わってくれた出演者、スタッフ、すべての方に感謝しています」と語る。

また初演から18年を振り返り「この作品は、自分の人格を形成してくれた場所ですね。全てのことを学んだ場所」と明かす。

「どんなときでも、とにかくそのときのベストを尽くすこと。それはとにかくやってきたつもりです。それぐらいかな、自分で自分を褒められるのは。

それ以外はないです。だって何もないんですから。身長とかね、何もないの、頑張るしかないの!」と謙虚かつ、真っすぐな気持ちに会場は胸を打たれた。

中山について、光一は「優馬はテクニックも主役経験もあるので、うまくまとめちゃうところがあったんですね。

でも(公演)2カ月目に入ってちょっと疲れてきた感じが…すっごく好き!(笑) そこからで出てくるものが、良かったりするんですよ、太鼓とか」とコメント。

それを聞いた中山は「ありがたいです」と感激。「僕きょうで40公演やらせていただいたんですけど、その40倍やってはりますからね。すごい数字です。光一くんは本当に憧れの存在です」と語った。

そして、光一の当日の体重は57.4㎏だと公開。毎回体重を尋ねられることと、記者陣が必死にメモを取る様子に「はい、一人ずつ体重言って!」と笑いを誘う光一。

花粉の影響で公演中咳が出てしまうことと「鼻水がすごい」こと以外は「体はすごく調子がいいです」とも明かし、囲み取材は終了。

記者陣が去り、再び福田の進行によって締めのあいさつを勧められた光一がこのように語り、この日の幕が下りた。

 

1600回。本当に通過点に過ぎないと思います。明後日になったらまた幕を開けて、「今日も最高のステージ♪」って歌って…。

われわれステージに立つ者にとっては、このステージ上で役を生きることがこの上ない幸せです。エンターテインメントが与えるものは、人それぞれかもしれません。

地震で中止になったときなど、いろいろ考える時期もありました。でもこの「SHOCK」という作品を見てくださった方の心が少しでも豊かになってくれればうれしいですし、明後日からまた元気に階段を落ちたいと思っている所存でございます。

何よりもこの作品を愛してもらうことが僕としては一番うれしいことなので、今後も皆さんに「『SHOCK』っていい作品だな」と思ってもらえるようにやっていきたいと思います。

あらためて、「SHOCK」に携わってくださっている、初演のときからのすべての出演者の方、スタッフの方、見に来てくださった、何人になるんだ…1600回掛ける2000(人)…知らん!(笑) 

本当に多くの方に感謝してもしきれません。感謝しております。今後もどうか「SHOCK」を愛してください。ありがとうございました!

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