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キンプリ平野紫耀:“第2の道明寺”起用理由は「スター性」 天然キャラは想定以上?

MANTAN WEB  2018年04月25日

 17日の初回放送から、SNSやネットで盛り上がりを見せている杉咲花さん主演の連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(花晴れ、TBS系、火曜午後10時)。人気シリーズ「花より男子」(花男)の新たな物語で、“第2の道明寺”とも言える神楽木晴(かぐらぎ・はると)は、最も注目される役どころの一つ。演じているのは、アイドルグループ「King&Prince」(キンプリ)の平野紫耀(しょう)さんで、初回から、車にひかれそうになった音(杉咲さん)を“アゴクイ”で立ち上がらせたり、“普段着”という白いタキシード姿を見せるなどインパクト大のシーンを演じている。花男から手がけ、平野さんの起用理由を「スター性」と話す、瀬戸口克陽プロデューサーに魅力を聞いた。

 ◇平野紫耀は「潜在的に華がある人」 スター性は「訓練では出せない」

 平野さんが演じる神楽木晴は、道明寺財閥と肩を並べる日本3大財閥の一つ、神楽木グループの御曹司(おんぞうし)で、伝説の4人組「F4(エフフォー)」の道明寺司に憧れて、超金持ち名門校・英徳学園高校でセレブ軍団「C5(シーファイブ)」を結成。F4の卒業から10年がたち、輝きを失いかけた学園に、かつての栄光を取り戻すべく、学園に寄付金を払えない生徒を退学させる“庶民狩り”を行っている。完ぺきな容姿で大財閥の御曹司……と、ここまでは道明寺と近いが、実はメンタルの弱い“ヘタレ男子”という秘密を持っている。

 平野さんは、ジャニーズ事務所に所属するアイドルグループのメンバー。5月23日に、同ドラマの主題歌「シンデレラガール」でCDデビューする。瀬戸口プロデューサーは「このタイミングでデビューするとは」と驚いている。というのも平野さんを“見つけた”のは、今から約1年前だからだ。

 約1年前は同ドラマのキャスティングを始めた頃。「晴の世代で、誰かいい人はいないかと探していたところ、平野君の話を複数の方に聞いて、何の思惑も伝えずに、帝国劇場での舞台を見に行った」という。第一印象は「かっこよく決めるところは間違いなく決める人。潜在的に華がある人」だった。

 瀬戸口プロデューサーは、晴のキャスティングについて「今後大きく羽ばたいてくれそうな人と一緒にスタートを切りたい。これまでの経験よりは、原作に近いか、真ん中にいる(センターに立つ)スター性が第一条件」と考えており、平野さんが条件にぴったりと合致。「スター性は訓練では出せない。華の部分は素養として持っていなければダメなんです」と、その重要性を熱く語った。

 ◇天然キャラは「想定以上」 原作者もお墨付きのハマり役

 晴役の難しいところは、イケメンなのに実はヘタレだというギャップの部分。初回でも、怪しげな開運グッズを買いあさったり、“ポカポカ殴り”しかできないケンカの弱さを見せたりとコミカルなシーンがあった。キャスティングの際に、コミカルな演技力は考慮しなかったのか。

 瀬戸口プロデューサーは「晴は、努力が思っている方向と違う方向に行ってしまうところが笑える。(平野さんに)キャラクターを一生懸命演じてもらえれば、ヘタレ感は出るだろう。彼ならいけるということでキャスティングした」と語る。さらに平野さんはファンの間で「イケメンなのに天然ボケ」と人気を集めていたことから「期待した」部分もあり、実際に会ったことで「初めてお会いした時から天然だった。お会いして期待が確信に変わった」と想定外の天然ぶりを喜んだ。

 また花男の際にも、コミカルなシーンの練習やリハーサルを念入りに行っていたといい、今回も「事前の準備は必要だと思った。(平野さんが)かっこいい演技は間違いなくできることは分かったので、こちら(コミカルなシーン)は、リハーサル期間を設けて(撮影に)入った」という。

 平野さんが演じるかっこよさとヘタレを兼ね備えた晴の姿に、瀬戸口プロデューサーは「(原作者の)神尾(葉子)先生が、平野君を想定して晴を生み出したんじゃないか、晴をやるために平野君がいるんじゃないかというくらいハマっている」と太鼓判。さらに「神尾先生も(撮影の)現場で、平野君に会って『マンガから飛び出してきたみたい』と言っていました」と原作者も“お墨付き”のキャスティングであることを明かした。

 第2話で音への気持ちが「恋」だと気づいた晴。今後、どんなかっこいい姿で胸キュンさせてくれるのか、どんなヘタレシーンでほっこりさせてくれるのか、注目だ。

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「花より男子」10年ぶり“新章”放送の理由 

2018年4月20日 MANTAN WEB

満を持して新章放送

 「花男」シリーズは神尾葉子さんのマンガが原作。第1作となった連続ドラマは2005年に放送され、07年に続編の連続ドラマを放送。映画は08年に公開された。「10年たってなぜ新章を?」という疑問も浮かぶが、「花晴れ」も神尾さんのマンガが原作で、その原作の連載が始まったのが15年。すでに7年が経過していた。

 瀬戸口プロデューサーは「新章の連載が始まったのを知ってから、ずっと読ませていただいて、花男の世界観がありながら、また新しいキャラクターが出てきて、すごく魅力的。ぜひ(ドラマを)やりたいと思っていた」というが、当時、連載は始まったばかり。すぐにドラマ化すると「ドラマが原作を追い越してしまう。ある程度区切りが見えたところでドラマ化する方が、世界観を壊さずに、かつドラマとして面白く作れる」とタイミングを待った。

 「結果的に、映画から10年の節目の年がちょうどいい」と今年に決まったといい、「ある種の運命、ご縁だなと思った」と振り返った。

 

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