中日スポーツ 2007年7月23日
“ＫｉｎＫｉ感謝祭” デビュー１０周年 東京ドームに６万７０００人
人気デュオ「ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓ」が２２日、東京ドームでデビュー１０周年を記念した一日限りのファン感謝イベントを開催した。国内外を含め、ミュージシャンのライブとしては同所で過去最多となる６万７０００人を動員。同所での単独公演回数も通算２８回となり、自己の持つ最多記録を更新して１０周年に花を添えた。約３時間にわたって、ライブやトークなどで盛り上げた堂本剛（２８）は、「これからも、（ファンと）僕たちしかつくれない愛を育てていきたい」と力強く宣言した。
「僕らは感謝の気持ちを言葉で表すのはうまくありません。歌でお返ししようと思います！！」
デビュー１１年目に突入したこの日、堂本剛と堂本光一（２８）は１９９７年７月のデビュー曲「硝子の少年」でオープニングを飾り、新たなスタートを切った。
デビュー曲からシングル２５曲すべて「オリコン」初登場１位を獲得し、ギネス記録を更新し続けるトップアイドルユニット。観客動員でも３６０度のセンターステージを設営したこともあって、９２年５月１５日に長渕剛（５０）が記録した６万５０００人を抜いて、東京ドームでは過去最高の６万７０００人に達した。
１０周年記念ベストアルバムのタイトル「３９」にちなんで、チケット料金も通常のライブの半額に近い３９００円に設定したため、「当日、キンキは出演しないのでは？」と半信半疑のファンもいたほどだった。
この日の曲目は、ファン、剛、光一がそれぞれ選曲した３枚組全３９曲のベストアルバム「３９」から構成。歌唱した１０曲のうち、「ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓ ｆｏｒｅｖｅｒ」「９９％ＬＩＢＥＲＴＹ」以外の８曲はファンが選んだ。２人が向かい合って座りながらバラード曲を披露するなど通常のライブでは見られない貴重なステージとなった。
また、過去のライブやそれぞれが出演したテレビドラマの映像も流されたほか、最後は、ファンのリクエスト曲１位の「愛のかたまり」を披露。剛が作詞し、光一が作曲したＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの２人のきずなを象徴する楽曲で締めくくった。
光一は「今日も皆さんから勇気づけられた。これからも、もっと皆さんが楽しめる空間をつくれるように成長していきたい」。剛も「皆さんが愛を投げてくれるように、僕たちもステキな愛を投げられる努力をこれからもしていきたい」と誓い、２人でがっちりと抱擁した。
（江川悠）
Sponichi Annex 2007年07月23日
キンキ東京ドームで記録づくし
ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓが２２日夜、東京ドームで行ったＣＤデビュー１０周年イベントで６万７０００人を動員し、同所での１公演あたりの観客動員数記録を更新した。
これまでの過去最高は長渕剛（５０）が９２年５月１５日に記録した６万５０００人。ＫｉｎＫｉは、グラウンド中央に円形ステージを設置、周囲を３６０度囲むように客席を工夫し、新記録を樹立。堂本剛（２８）は満員のファンに「少しでも多くのみんなに入ってもらいたいと思った」と語りかけた。
前日２１日はＣＤデビュー１０年の記念日で、堂本光一（２８）は「感謝の気持ちを歌で伝えるのがＫｉｎＫｉだと思う」と話すとファンは大興奮。ファンによる人気投票の上位曲を中心に、デビュー曲「硝子の少年」など１０曲を熱唱した。
同所での公演は２８回目。こちらもＫｉｎＫｉが持っていた同所での最多開催記録更新となった。 
Daily Sports
KinKi 東京Ｄ新！６万7000人集結
２１日にＣＤデビュー１０周年を迎えた人気デュオ「ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓ」が２２日、ホームグラウンドとも言える東京ドームでファン感謝イベントを行った。東京ドームライブイベント動員数の新記録となる６７０００人が集結し、１１年目のスタートを祝った。
今回のイベントは、記念アルバムのタイトル「３９」の意味を込め、入場料は３９００円。２人は「１人でも多くの人に来てほしい。シンプルに、あったかい空間にしたい」と３６０度ステージを設置、通常のコンサートよりぐんと近い雰囲気を演出した。
堂本光一（２８）は「こうして１０周年を迎えられたのは多くの皆さんが支えてくれたからこそ。僕らは感謝の気持ちを言葉で表すのがうまくないので、歌でそれを皆さんに伝えたい」、堂本剛（２８）も「今日は１１年目に突入したすごい大切な日。心を込めて皆さんに歌を届けたい」、９７年７月２１日発売のデビュー曲「硝子の少年」など１０曲をほぼフルコーラスで披露。映像で過去を振り返り、また丁々発止のトークもたっぷりでファンは大喜び。ファンへの感謝と「これからもよろしく」の気持ちを全身で表現していた。なお、今回東京ドームでの単独公演回数記録も２８に更新した。
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