月30日夜、東京・丸の内の帝国劇場で堂本光一の人気ミュージカル『Endless SHOCK』が900回という大きな節目を迎え、特別カーテンコールが行なわれた。

1月の福岡・博多座での800回からスタートした2012年の『Endless SHOCK』は、帝劇で2月7日から4月30日までの3カ月ロングランを公演中。
この3月30日の夜の部で、堂本光一の単独主演通算900回を達成。森繁久彌の『屋根の上のヴァイオリン弾き』が20年かけた記録をその半分の早さで達成、このあとも記録を伸ばし続けることが期待されている。


この日、900回を記念して通常のカーテンコールの最後に、まず堂本光一が挨拶。

光一「本日は皆さん、ありがとうございました。900回目の幕が降りようとしていますが、自分ではそんなにやって来たという実感はないのですが。昨年の震災のとき、エンターテイメントでなにができるかと改めて意味を考えたりしました。この『SHOCK』という作品はこのご時世だからこそ伝わるメッセージも含まれていると思います。また、一歩を踏み出すことの勇気が伝わればと思っています。今回のカンパニーも素晴らしいカンパニーです。先輩の植草さんをはじめとして全員がステージの上でお互いの背中を支え合って一日一日を過ごしている感覚があります。まだまだ千秋楽まで、一公演一公演、一生懸命、みんなでつとめていきますので、どうぞよろしくお願いします」

そのあと全員でお辞儀、いったん幕が降りる。

鳴り止まない拍手の中で、再び幕が開くと背景の電飾に「祝 900回 SHOCK!」の文字が浮かび上がる。そして出演者と客席からいっせいに「おめでとう!」という掛け声で金色のくす玉が割られ、紙吹雪と「
900回おめでとう」という垂れ幕が降ってきた。

そのあと、白薔薇の中に赤い薔薇で「900」と描かれた花のアレンジが運ばれてくる。そして植草克秀の司会で900回イベントが始まった。

辰巳雄大(ふぉーゆー)「光一くんお誕生日おめでとうございます(笑)。なんて(笑)改めて900回おめでとうございます! 2006年から出させていただきまして500回過ぎましたが、まだまだです。光一くんからいろんなことを学んだので、いつか自分たちも光一くんを追いつき追い越していきたい」

光一「俺からは、がんばれ!としか言いようがないよね(笑)」

辰巳「光一くんのように愛される座長になりたいと思ってます。がんばります」

光一「ふぉーゆーから、こんなちゃんとした挨拶が聞けると思わなかった(笑)」

神田沙也加「光一さん900回おめでとうございます。以前、『新堂本兄弟』で尊敬していると言ったんですけど、一緒に公演に出させていただいて、日に日にその度合いが増しています。私も次の公演では座長なので、光一さんを見習ってみんなをケアしながらやりたいなと」

植草「階段落ちも見習う?」

神田「それはちょっと(笑)。あとの公演もがんばります」
 

米花剛史「おめでとうございます。僕は最初の頃からずっと出させてもらって背中を見てここまできました。必ず2000回公演まで」

光一「ムリだよ。ここまで12年だから、あと12年だもん。絶対ムリ」

植草「悪いね、俺の年だよ(笑)。やれるよ(笑)」

光一「やれるかなー(笑)」

植草「ジャパネスクはなしでいいから(笑)。階段は2段くらいで」

光一「それじゃつまづいただけだよ(笑)」

町田慎吾「900回本当におめでとうございます。900というけど1から数えるだけでもけっこう大変ですよね(笑)」

植草「いちいち数えるのか(笑)」

光一「終わらないよ(笑)」

町田「これからも光一さんについて行きます」

石川直「おめでとうございます。僕は前にロングランのブラストという公演に出ていたんですが、それより出演回数が多くなりました」

光一「すごいね!ありがとうございます」
 

内博貴「光一さんおめでとうございます。僕は2010年7月から出させてもらってるんですが、あのときはなぜこんなにシンドイ舞台なんだと(笑)」

光一「あのときのお前の顔が忘れらんない、ひどい顔してた(笑)。真っ白で」

内「あれは化粧が落ちたからで(笑)」

光一「いや、俺も最初に『ミレニアムSHOCK』に出た時はあんな感じだったと思うよ」

植草「俺は若いとき消しゴムみたいって言われたよ、練り消しとか(笑)」

内「本当に、それくらいすごい舞台に出られるのは光栄なことですし、素敵なことですし、ぜひとも1000回記念もぜひ一緒に舞台にいたいなと」

光一「1000回ね、わかんないよ、やれるかどうか」

植草「いや、いくんじゃないの?」

光一「内は、いつも袖の裏でゲエーって言ってて、ジャパネスクのあと。それが俺だと言われてるらしいけど俺じゃありませんから(笑)」

内「(笑)。これからもがんばりますので」
 

そのあと、出演者の中で900回を一緒に迎えたダンサーの赤坂麻里を紹介。振付助手もしていてロスにも一緒に行ってくれて、わからないと「赤まり、覚えておいて」とまかせていることなど、頼りにしていることを語ってから、

光一「結婚もしないで900回」
観客「えー?!」
光一「え、なんで?ひどい? 
これからも老体に鞭打って」

観客「えー?!」

光一「ほかにも一緒に900回を迎える劇場の裏方さんやスタッフの方々がたくさんいて、いつも事故がないようにやっててくださるので、ありがたいと思ってます」
 

最後に植草からサプライズでプレゼントがある。
3カ月前から考えて、作るのに1カ月を要したという日本刀で、布に覆われて運ばれてきた。

植草「これは俺からだから」

光一「なに?ゴルフクラブみたいだけど」

布を取ると刀置きに刀が逆さに立てかけられている。

植草「誰だよ、逆に立てかけたのは? これじゃ台無しだよ。もう1回やり直したい!」

と本気で怒る植草。気を取り直して、鞘は黒、下緒は赤という刀を紹介。

植草「色は一応SHOCKカラーになってるからね」

贈られた刀を抜いてみる光一。

光一「これジェラルミンじゃない。でもすごいね、本物みたいだ」

植草「名前が入ってるから。それにここ見て」

鍔の裏を見せる。

光一「なるほど、こっちから見るとフェラーリのステアリングなんだね。僕のF1の趣味に合わせてくれたんですね。これはすごいな。これで明日からやろうかな(笑)。でもこれだと死ぬな。いや、これは嬉しいです」

このサプライズでイベントも終了。

最後に再び挨拶がある。

光一「最初にも言ったように、ここまでいつのまにか来てたということで、900回とか考えていたわけではないし、みんなも言ったようにあくまでも通過点だと自分でも思ってます。もちろん明日からもまた公演がありますし。今、この瞬間しか味わえないものが舞台で、皆さんからいただいた言葉もそうですが、本当に皆さんが支えてくださっていて、そういう皆さんのおかげで僕らは全力を舞台で出せばいいだけという、そういう環境があって。楽屋もそうですしこの帝国劇場という施設はちゃんと全てを用意してくれるところですし、そういうスタッフ、共演者に支えてもらって、そして何より足を運んでくださるお客さまたちのおかげでここまでこられた。そういう皆さんの思いに応えられるように、これからも全力を尽くしてやっていければいいなと思っています。これからもよろしくお願いいたします」

大きな拍手の中でイベントの幕は降りた。

 

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