11月10日に心不全のため亡くなった女優・森光子さん(享年92)の本葬が7日、東京・青山葬儀所で営まれ、親しい芸能人仲間や関係者が約1000人、一般の献花者が約1300人の合わせて約2300人が参列し、森さんとの最後の別れを惜しんだ。

 「あなたは太陽のような人でした。陽だまりで、周りを包み込むおひさま」と、女優・奈良岡朋子が、弔辞(※舞台出演のため、録音放送)で述べたように、温かい陽の光が差し込み、俳優・山本學が弔辞で述べたように、「森さんが1日だけ帰ってきた」ような象徴的な天候だった。

 式の前後には、森さんの歌声で、『カーテンコール』『人生革命』『人生半ばです』の3曲がBGMとして繰り返し流れる中、昼過ぎから次々と芸能人が来場。記帳に向かう途中で、こらえきれずに涙を流し、スタッフに支えられるようにして中に入っていった岸本加世子や、泣きはらした目で出口から出てきた米倉涼子、囲み会見で大粒の涙を流した大地真央、弔辞の際に森さんの声音を使いながら、涙に声を震わせ読んだ山本學、号泣した黒柳徹子など、涙に包まれた

 一般参列者の列も式が始まる午後1時には、平日の昼間にもかかわらず、長い列ができていた。葬儀所入り口には、舞台『放浪記』のイチ場面が高さ約3メートルの大型パネルとなって迎えた。 本会場までの通路脇には、10枚のパネルが並び、会場入り口正面にも、いとこの映画スター、嵐寛寿郎と共演した映画『国訛道中笠』や舞台『放浪記』の2000回公演達成時など11枚のパネルが飾られた。一般参列者は、「懐かしいわねぇ~」「隣の俳優さんは誰かしら」などと、口々に話しながら、森さんの思い出に浸っていた。

 また、出演舞台で配られた約70枚の大入り袋や好きな言葉が自筆で書かれた色紙7枚も飾られた。ジャニーズ事務所の所属タレントが名前の寄せ書きで、「森」を図案化し、その上には森さんを表す月が描かれたのれんも展示されるなど、森さんのぬくもりを感じられる品々も並んだ。

 献花を終え、最後のお別れをした一般ファンの中には、泣き崩れ、同行者に支えられながら、出口から出てくる方などもいらっしゃって、そのショックの度合いが推し量られた。

 <参列したジャニーズ事務所タレント68人>

  近藤真彦、錦織一清、植草克秀、東山紀之(以上、『少年隊』)、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾(以上、『SMAP』)、城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也(以上、『TOKIO=』)、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一(『V6』)、堂本光一、堂本剛(以上、KinKi Kids)、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤(以上『嵐』)、今井翼、小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ、手越祐也(以上、『NEWS』)、亀梨和也、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一(以上、『KAT-TUN』)、横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義(以上、『関ジャニ∞』)、薮宏太、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、有岡大貴、岡本圭人、山田涼 介、中島裕翔、知念侑李(以上、『Hey!Say!JUMP』)、北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、藤ケ谷太輔、二階堂高嗣(以上、『Kis-My-Ft2』)、河合郁人、戸塚祥太、橋本良亮、塚田僚一、五関晃一(以上、『A.B.C-Z』)、中山優馬、内海光司、屋良朝幸、佐野瑞樹

 <主な参列者>

 赤木春恵、秋元康、朝丘雪路、浅丘ルリ子、有森也実、綾小路きみまろ、石井ふく子、石田純一、市村正親、五木ひろし、井上芳雄、うつみ宮土理、海老名香葉子、王貞治、王理恵、小倉智昭、加藤茶、加藤和也、岸本加世子、北大路欣也、北野武、木村佳乃、京本政樹、草笛光子、工藤静香、熊谷真実、小松政夫、西郷輝彦、堺正章、榊原郁恵、佐久間良子、五月みどり、沢田亜矢子、篠山紀信、志村けん、ジェームス三木、笑福亭鶴瓶、関口宏、大地真央、高木ブー、多岐川裕美、谷村新司、段田安則、司葉子、仲間由紀恵、長山藍子、仲本工事、西田ひかる、野際陽子、野茂英雄、萩本欽一、浜木綿子、林家三平、坂東三津五郎、左とん平、富司純子、藤田朋子、松原智恵子、三浦友和、水沢アキ、三田佳子、みのもんた、森喜朗、八千草薫、山本陽子、米倉斉加年、米倉涼子、和田アキ子、渡辺えりら。(五十音順)

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