20130322中日スポーツ  

キンキ・光一、史上最速12年5か月で1000回公演!

[2013/3/22-06:03 スポーツ報知]

 人気デュオ「KinKi Kids」の堂本光一(34)が主演する人気ミュージカル「Endless SHOCK」が21日、東京・丸の内の帝国劇場で通算1000回公演を達成し、特別カーテンコールが行われた。同じ演目の単独主演としては国内4人目で、初演から12年5か月での1000回達成は「放浪記」で主演した森光子さんの29年を大幅に更新する史上最速記録だ。作・構成・演出を務めるジャニー喜多川氏は「彼こそがギネス」とたたえた。

 満員の観客からのスタンディングオベーションに迎えられ、光一は晴れやかな表情で大記録の喜びを口にした。「実感は正直ない。毎日の公演にベストを尽くすという精神でやってきたので…いつまでやれるか分からないですけど『毎公演一番いいものを届ける』という気持ちを忘れずにやっていきたい」。控えめな中にも、ショーに人生を傾けてきたプライドがのぞいた。

 単独主演1000回は過去3人(森光子「放浪記」、松本幸四郎「ラ・マンチャの男」、山本安英「夕鶴」)しか成し遂げていない、舞台俳優の金字塔。12年5か月でのスピード達成は史上最速となり、34歳での1000回達成ももちろん最年少だ。

 2000年11月に始まった「SHOCK」シリーズは「Show must go on(何があっても、ショーは続けなければならない)」という精神を胸に、ショーの世界に全身全霊を傾ける青年・コウイチの葛藤、喜びを表現するミュージカル。初演以来、全日程が即日完売を続けており、「最もチケット入手が困難なミュージカル」と言われている。

 帝劇史上初めて行ったフライングなど、観客を驚かせる仕掛けもコツコツと回数を積み重ねてきた。初演以来、殺陣で斬った敵役はのべ4万人。02年6月からスタートした階段落ちは総数1万9492段、高さ4288メートルにも及ぶ。これはアルプス山脈のマッターホルン級(標高4478メートル)に匹敵するが、この例えに光一は「余計、分からなくなりましたね」と苦笑だった。

 光一と二人三脚で「―SHOCK」に携わってきたジャニー喜多川氏も感無量だ。「僕は81年生きてきて、こんなケースは生まれて初めて。大切な記録を一緒に味わえるなんてすごい。彼こそがギネス。ごほうびは家一軒にしようかな」と賛辞を贈った。製作の東宝も「光一さんには回数を重ねて、森さんの2017回に近づいていただきたい」と、さらなる記録更新を期待していた。

 

史上最速1000回上演 光一主演「Endless SHOCK」

2013年3月22日 東京中日スポーツ

 KinKi Kidsの堂本光一(34)主演ミュージカル「Endless SHOCK」が21日、東京・丸の内の帝国劇場で、上演1000回を迎えた。単独主演舞台の1000回達成は国内で4人目。類を見ないハードな内容ながら、2000年の初演から、12年5カ月という史上最速の大台到達となった。特別カーテンコールには相方の堂本剛(33)や、事務所の先輩の東山紀之(46)も駆け付け、偉業を祝福した。

 「すごい…」。クールな光一が絶句した。特別カーテンコールの幕が開くと、客席に「SHOCK 1000」という文字が光っていた。出演者には内緒の、ケミカルライトを使ったファン参加企画だった。光一は「ピン(スポットライト)落として!」と自分への照明を下げて、1回限りの絶景を楽しんだ。

 日本演劇界では、同一演目の単独主演1000回は「放浪記」の故・森光子さん、「ラ・マンチャの男」の松本幸四郎(70)、「夕鶴」の故・山本安英さんに続き4人目。12年5カ月での達成は、森さんの29年を大幅に更新し、史上最速となった。全公演が即日完売で、総動員数は182万8904人。作品のテーマ「SHOW MUST GO ON」(ショーを続けなければ)が大記録につながった。

 「レ・ミゼラブル」などのミュージカルでは、主演キャストは2~4名の交互出演になるのが普通。歌って踊るだけでなく、多彩なフライングや殺陣がこれでもかと盛り込まれた本作が、代役なしで週10回ものペースで上演されているのは、極めて異例だ。

 劇場オーナー役の前田美波里(64)は「こんなエンターテイナーが日本にいたでしょうか? オーナーとしては、外国に光一を売ろうと思っています」と、光一が世界に通用するスターであると力説した。

 共演者やスタッフへの感謝を繰り返し述べた光一だが、自身は感傷に浸る様子もなく、「毎日、その日が勝負だと思っているので、実感がないまま来ちゃったのかな」とさらり。「とにかく、その日の公演が勝負。その気持ちを忘れずに頑張っていきたい」とストイックに語った。

 一体なぜ、こんなにハードな作品を続けたいと思っているのか。舞台を降りて取材に応じた光一は、「オリジナル作品なので手を加えて成長していけるのが楽しいし、自分を追い込める」と答えた。その達成感はどんなものかと尋ねると「難しい質問ですね」と考え込んでから、こう語った。

 「すべてが輝いて見える瞬間ってあるんですよ…ごめんなさいね、不思議な回答で。すごく幸せな空間がそこに生まれるんです。それが何かを達成したときなのかな。お客さまは正直なので、うその拍手はわかります」

 年間76公演のペースを保てば、16年には「ラ・マンチャの男」を抜き、単独主演回数で「放浪記」に次いで史上2位になる。光一は「あと何年できるかなんて考えていない。そのときのベストを模索しながら毎日ベストを更新できるようにやっていきたい」と、全力疾走を宣言した。

◆剛&東山サプライズ登場

 特別カーテンコールではKinKi Kidsのパートナー、堂本剛と少年隊の東山紀之が、サプライズで駆け付けた。

 関係者によると、剛がSHOCKのカーテンコールに登場するのは、10余年ぶり。「どんなときも自分らしく走り続けてください」と語り、「SHOW MUST GO ON」と直筆で入れた手作りのタンブラー(グラス)をプレゼント。

 光一は「1000回の割には地味ですね」と突っ込みつつ、セレモニー後は「来ちゃっていいのかなと恐縮していたと思う。いい言葉も言ってましたし、よかったです。彼なりの愛情だと思います」と感謝していた。

 00年の初演に出演していた東山は、舞台のセリに乗ってド派手に登場。1000本の真っ赤なバラを用意して光一を「すげえ!」と喜ばせ、「精神力と体力もすごいが、それまでに流してきた光一の汗の量を考えると、尊いことだと思う」と後輩の偉業をたたえた。

 ◆Endless SHOCK ニューヨークの劇場を舞台に、コウイチ(堂本光一)率いるカンパニーのきずなを描くオリジナルミュージカル。00年の初演から毎年、帝国劇場で上演。フライング用のレールなど、本作のために同劇場を改修したところも多い。

 ◆作・構成・演出を手掛けるジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長「81年生きてきて、こんなことは生まれて初めて。ありがたい経験です。光一は絶対に音を上げることがない。すごいのひと言。僕はギネス世界記録を3つ持っているけど、彼こそギネスだと思っています」

 

光一、森光子さん「放浪記」超えに挑戦

2013年3月22日 Dairy Sports

 KinKi Kidsの堂本光一(34)が21日、東京・帝国劇場で、主演舞台「Endless SHOCK」(3月31日千秋楽)の上演1000回を達成した。2000年の初演から12年5カ月で日本演劇史上4人目の快挙に、史上最速、最年少で到達した。ジャニー喜多川社長(81)は「帝劇さんがいいという限りやりたい。記録に挑戦して欲しい」と故・森光子さんの持つ通算2017回超えに期待した。

 00年の初演から12年5カ月。金字塔をうち立てた堂本がカーテンコールに登場すると、観客1900人はペンライトで「SHOCK 1000」の文字を浮かび上がらせ祝福。共演者から胴上げされ、5回宙に舞った光一だったが「ま~たく実感がありません」とさらりと言ってのけた。

 圧巻の1000回公演だった。歌にダンスにフライング。殺陣で斬った人数は通算4万人。02年6月から始まった代名詞ともいえる22段の階段落ちは、計886公演で合計1万9492段に到達した。段数の合計を換算すると4288メートル。これは、アルプス山脈・マッターホルンの標高4478メートルの高さに相当する。

  昨年、右足のけんを切るケガを負っても休まなかった“鉄人”は「ケガはあるけど自分の責任。メンタル的に強くなった」と振り返った。

 同一演目単独主演記録1000回達成は、通算2017回の大記録を持つ故・森光子さんらに続き、史上4人目となった。ギネス世界認定記録を3つ持つジャニー喜多川社長は堂本の記録達成を称え、「彼こそギネス」と絶賛。この日までに182万8904人動員を記録した大人気舞台とあって社長は「僕は継続したい。記録に挑戦して欲しい」と森さんの記録超えに期待した。

 会場には、初演に出演した少年隊の東山紀之(46)が1000本のバラを、相方の堂本剛(33)がタンブラーを手にサプライズで駆けつけ祝福。2人からも「続けて」とエールを送られた光一は「何年できるかわかりません。毎日ベストを更新して、これからも頑張りたい」。全力で舞台に立ち続けた先に、お世話になった大先輩の大記録が待っている。

オリコン
 
堂本光一、『SHOCK』1000回公演達成 剛とヒガシも祝福  KinKi Kidsの堂本光一(34)が、主演舞台『Endless SHOCK』の公演回数1000回を達成し21日、東京・帝国劇場で会見を行った。交互主演や代役主演を行わず単独で1000回以上の公演を達成したのは、森光子さん『放浪記』(2017回・約29年)、松本幸四郎『ラ・マンチャの男』(1207回・約33年)、山本安英『夕鶴』(1037回・約35年)に続いて4人目となる。2000年の初演から足掛け12年5ヶ月、史上最速での記録達成となった。

 公演の最後に行われた記念カーテンコールでは、“相方”の堂本剛と大先輩の少年隊・東山紀之も祝福に駆けつけた。剛は「1000回続けてこれたのも、支えてくださったファンや共演者、スタッフの方々、そして見守り続けてきた僕の愛情のおかげ」と冗談めかし、「これからも僕同様、見守り支えてあげようじゃありませんか!」と客席に呼びかけた。東山も「1000回でそれまでに流した汗の量は尊い。これからも磨きをかけて、素晴らしい『SHOCK』を続けてほしい」とお祝いすると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

 剛はタンブラー、東山は1000本のバラをそれぞれ光一にプレゼント。光一は「1000回がタンブラーって地味」と文句を言いつつも「彼なりの愛情」と喜んでいた。また、1000本のバラを前に光一は、昨年末に亡くなった女優・森光子さんが「いつも記念公演に花を持ってきてくださった」と回顧。同日は楽屋に森さんの写真を置いてきたことを明かし「数えきれないくらいの大切な言葉をいただいた。これからの自分にとっても大きなものになっていくのではないかな」と偲んでいた。

 初演から光一が斬った敵は約4万人、2002年6月公演から始まった22段の階段落ちは1万9492段にも及ぶ。光一は「実感はない」といいつつも「あと何年できるかはわかりませんけど、その時のベストを模索しながらステージにぶつけたい」と気持ち新たにしていた。

 また、海外での公演については「それが目標ではない」としつつも「GOがでれば喜んでやりたい」と意欲。同舞台は4月30日の福岡・博多座での千秋楽で1043公演を迎える。

 

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 堂本光一「たくさんの方々に感謝」 「SHOCK」1000回、剛&東山が祝福

 21日、堂本光一の主演舞台「SHOCK」の通算上演数が1000回に達し、東京・帝国劇場で記念カーテンコールと会見が行われた。2000年の初演以来12年5カ月での記録達成は、単独主演の舞台としては国内演劇史上最速となる。
 
 大歓声の中で始まったカーテンコールでは、東山紀之と堂本剛がサプライズゲストとして登場。先に現れた剛は、自分で作ったという特製タンブラーを光一へプレゼント。爆笑しながら受け取った光一は思わず「1000回の割にはちょっと地味やな」と突っ込みを。それを聞いた剛が「そんなことないでしょ、私という花が添えられてるのに!」と返すと光一が再び爆笑するなど、KinKi Kidsらしいコミカルなやりとりが交わされた。

 続いて登場した東山は、1000本のバラの花束を光一へ手渡し。感激する光一に「1000回流した汗の量を考えると、それだけで尊いなと思います。これからも磨きをかけて、素晴らしい『SHOCK』を続けてください」とメッセージを贈った。

 ほかにもトラヴィス・ペインや今井翼、内博貴、植草克秀らがVTRで祝福の言葉を贈ると、聞き終えた光一は「正直実感はないんですが、振り返ると本当にたくさんの方々が携わってくださっていて、感謝をしないといけないなと感じております」と感慨深いまなざしでコメント。「あと何年できるかは分からないですが、毎日その日の公演が勝負だと考えているので、その気持ちでこれからもやっていきたいです」とあらためて今後の舞台への抱負を語った。
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