close

“花男”も手掛けた瀬戸口克陽Pに直撃!

2018/04/24 16:25 NEWS Walker

個性的なキャラクターを演じるキャスト陣の魅力


原作のファンにとっても大事だと思うので、ビジュアルも含め原作のイメージに合う方に演じていただきたくて、1年以上前からずっと探していました。

杉咲さんには最初に「ぜひ演じていただきたいんですけど、髪を切れますか?」という相談させていただきました。

そうでないと音ちゃんを演じられないと思ったので。そしたら「もちろん切ります」と言っていただけて、音ちゃんを演じていただけることになりました。

平野くんは「誰か晴に合う人はいないか…」と探していたところ、平野くんを薦めてくれた方が何人かいて、舞台を見に行ったら抜群にイメージに合ったのでお願いしました。

ただ晴のキメているかっこいいシーンはできると思っていましたが、天然な部分のお芝居は正直、未知数だったんですが…うわさでは平野くんが天然だと聞いていたんですけど、直接本人に会ってみたら思った以上に晴にぴったりで驚きましたね(笑)。
 

何をやるのか、予想を軽々と超えてくるのが面白いですね。それが平野くんの最大の魅力だと思うし、晴にもぴったりなので、今後もさらに魅力的で目の離せないキャラクターになると思います。

中川くんも完璧な天馬という役にぴったりで。約2ページ分くらいある長せりふをカメラに向かって言うシーンがあったんですけど、一発OKで決めてあっという間に撮影が終わっちゃって、「本当に天馬だな! さすが!」という感じでした。

知的でスマートなイメージです。自分がどうあることが作品全体が良くなるのかを考える視点を持っているのかなという印象。

中川くんは大河ドラマ「真田丸」(2016年、NHK総合ほか)で豊臣秀頼を演じているのを見たんですけど、若くして先輩方を家臣に迎えている若君な役を堂々と演じていて、その姿が“プリンス感”あるなと思って、「天馬役は中川くんだ!」と思いました。

役作りに関して言うと、杉咲さんは台本にシーンに合わせて原作を切り貼りして、そのイメージをしっかり持ちながら演じています。原作の音ちゃんを誰よりも愛してその音を自分がどう演じるかにすごく一生懸命です。

それは、平野くんや中川くんたちも同じで、自分が演じるそのキャラクターを本当によく研究して、自分なりに考えてきているなと感じますね。若いのに本当にすごいなと思います。

ドライリハーサルから完成度高く撮影に挑んできていて、実はそういう部分に関してはもう少し時間がかかるのかなと思っていたんですけど、僕らの想像を上回るレベルで撮影現場に入ってくるので、頭が下がる思いになりますし、よりシーンが面白くなってワクワクします。


「花晴れ」Pが語る“テレビの若者離れ”

2018-04-24 12:00 Oricon NEWS

『花より男子』の時は、“格差社会”ということを裏テーマに据えていたのですが、現代って、誰かにこう見てほしいという理想像と、実際の自分というものの間で生きているっていう人も多いじゃないですか。『花男』の時もフィクション性の高い世界が舞台でも、その中にはリアリティのあるキャラクターが出てくるのが特徴でしたが、今回も今の時代に沿ったリアリティが感じられると思います

◆魅力的な登場人物がズラリ、キャスティングのポイントは

 原作ものを映像するときに重要なのが、キャラクターに合ったキャスティングだ。

「それは1年ほど前に企画が始まったときから力を入れてきたところでした。特にヒロインの音ちゃんは、天馬という婚約者がいながら最悪の出会いの相手である晴に惹かれていくという複雑な心理描写が求められます。気持ちが揺れていても、応援したくなるキャラを演じてもらうには、お芝居もできる人でなければと考えた時、真っ先に杉咲さんが思い浮かびました。 

 髪を切ってもらわなくてはいけないので最初に相談しましたが、すぐに快諾してもらえたときは、ほっとしました。晴は、表向きはF4に憧れていてカリスマっぽくふるまっているけれど、実はヘタレという役。平野くんについては、舞台を観に行って、かっこよくキメられることは十分に想像できていたのですが、ヘタレな部分は未知数で、お芝居でカバーしてもらおうと思っていたんです。そしたら、実際に会ってみるとすごく天然で、これはいけると思いました。 

 天馬は、正統派の王子様なのですが、物語が進むにつれて、感情をかき乱されることもある。それを我々スタッフは“ブラック・天馬”と呼んでいるのですが、そんなギャップを表現できるのは、中川くんしかいないと思いました」 

ついに最終回!三角関係がどうなるか気になる物語の裏側をPが語る!後編

2018/06/26 22:02 the tv配信 

――一番、今後が楽しみな出演者はいらっしゃいますか? また、現場での印象的なエピソードがあれば教えてください。

それぞれ個性が本当に違うので、役に合わせてキャスティングした甲斐があったなと思っています。誰もが別のキャラを演じることは考えられないということも含めて、まさに“自分らしさ”を持っている役者さんたちだと思うので、また一緒にお仕事できたらいいなと思います。

とれたての晴らしい平野くんのエピソードがありまして…平野くんは天然っぽさのある愛されキャラで、本当に晴そのものなんですよね。この前、キャストの面々で「もうすぐクランクアップだね。最終回の日はみんなで集まって見ようよ!」という話をしていたら、平野くんが「でも撮影スケジュール次第じゃない?」と答えたんです。皆がすぐに「撮影が終わってないと放送出来ないよ!」ってツッコんだら「あ、そうか(笑)」と返すやり取りがあったようで(笑)。これまで放送の時はいつも撮影があったので、最終回の時も撮影があると思い込んでいたようです。そういうところが本当に晴らしいなと感じますね。

arrow
arrow
    全站熱搜

    Massy 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()