官網  http://www.tbs.co.jp/partner_tbs/

 

日本のTBSテレビと、ベトナムのベトナムテレビジョン(VTV)。2つの国のTV局が共同製作するドラマの概要が明らかになった。タイトルは『パートナー』。主演に日本の東山紀之、ベトナムのPham Huynh Dong(ファン・フィン・ドン)という両国を代表する豪華キャストを迎え、両国の出演者・スタッフが手を取り合い「パートナー」として番組を制作、9月に日本とベトナムで同日放送する。

 


2013年9月21日は日本とベトナムが国交を樹立してから、ちょうど40周年に当たる節目の日。これに先立ち、2012年12月、ベトナムでTBSテレビ石原俊爾代表取締役社長とVTVチャン・ビン・ミン社長との間で、共同プロジェクト契約の調印式が行われた。これは、両国が放送を通じて強く協力関係を築くことで、両国の関係をより深く、より発展させることを目的とした共同プロジェクト。その一環として、TBSとVTVとの間でドラマの共同製作が進められていた。

ドラマは、現代の日本とベトナムの両国で働く日本人ビジネスマン・鈴木哲也の視点を通して描かれる。哲也は一人娘のさくらと暮らし、ベトナム人女性リェンとの再婚を控え、忙しい日々を送っている。そんなときベトナムでの取引先のナム社長から、ある謎を解き明かせば契約をしようと提案される。タイムリミットまでに謎が解けないと、長年かかって築き上げてきたベトナムとのプロジェクトがご破算になってしまう。哲也は謎解きに奔走するが、その謎を解く鍵が実は日本にあった。それは100年以上前、フランスの厳しい圧政下にあった祖国の独立を願い危険を冒して来日したベトナムの英雄と、名も無き日本人医師の強い絆であった。ベトナムの英雄、ファン・ボイ・チャウは「フランス支配に自由を諦めたベトナムの若者よ、目を覚まし、日本で学ぶのだ」と若者たちを鼓舞し、ファンの影響を受けた多くのベトナムの若者たちが日本へ渡った。これが、後にベトナムの独立に大きな影響を与えた「東遊(ドンズー)運動」であるが、この東遊活動を支えた日本の開業医、浅羽佐喜太郎とファンの間には、これまで語られることのなかった史実が隠されていたのだった・・・。
激動の時代を生きたファンと佐喜太郎の絆を知り、哲也は再びベトナムの交渉相手と向き合おうとする。さらに哲也は、亡き母親の面影を追うさくらや、国際結婚を間近に控え苦労が尽きないリェンにも、新たな気持ちで接していく。
このドラマは、現代の日本とベトナムのビジネスや国際結婚、さらに100年前の日本とベトナムの知られざる史実を描く。また国と国、人と人の交流を通して、今後の日本とベトナムの関係をよりよいものにするヒントを提案する。まさに珠玉のヒューマンドラマである。

[明治編(100年前)]

キャスト

主人公の鈴木哲也そして浅羽佐喜太郎の2役を演じるのは、東山紀之。ドラマや音楽、ミュージカルなどの舞台での活躍はもちろん、近年では日本の伝統文化である時代劇の担い手としても期待が高まっており、日本のエンターテインメント界のトップに立ち続けている。今回、その東山が、TBSとVTVの共同製作番組の「座長」として、どんな演技を見せるのか、注目が集まる。

キャスト

もう一人の主人公、ファン・ボイ・チャウを、ベトナムで俳優として第一線で活躍し続けているPham Huynh Dong(日本語読み「ファン・フィン・ドン」)が演じることが決定! 2002年の役者デビュー以降、数多くのTVドラマに出演し多くの賞を受賞しているHuynh Dong。自国の英雄であるファン・ボイ・チャウ役はまさに適役だろう。

キャスト

また佐喜太郎やファンを献身的に支える看護師・あかね役に、TVドラマや映画「るろうに剣心」(2012年)などで大活躍している武井咲が決定。2006年の全日本国民的美少女コンテストから芸能界デビューし、瞬く間にブレイクした武井の「美しさ」は、日本のみならずベトナムの視聴者をも虜にするはずだ。

 

[現代編]

キャスト

そして現代編で哲也と国際結婚するリェン役には、ベトナムで女優としてだけでなくバレエダンサーやMCとしても知られるNguyen Lan Phuong(日本語読み「グェン・ラン・フォン」)をキャスティング。ベトナムエンターテインメント界を代表するひとりである彼女の出演は、ドラマに華やかな彩りを加えることになった。

キャスト

さらに哲也の一人娘・さくら役には、天才子役の呼び声が高い芦田愛菜が決定。2011年ドラマ『マルモのおきて』でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演を果たし、さらにはその主題歌で『NHK紅白歌合戦』にも史上最年少で出場している。その愛くるしい笑顔で多くの視聴者を魅了している芦田は、日本とベトナム両国のパートナーシップに大いに貢献してくれるだろう。

 

故事大綱

木哲也(東山紀之)は、日本の商社マン。妻に先立たれ娘・さくら(芦田愛菜)と暮らしている。近い将来、仕事で知り合ったベトナム人のリェン(Nguyen Lan Phuong)と再婚する予定だ。しかしさくらは亡き母親との思い出を大切にしており、哲也の再婚に対しても気持ちの整理ができておらず、淋しい気持ちを抱えている。そんなさくらにリェンは優しく接しようとしているが、なかなか打ち解けてもらえずにいた。
そんな中、哲也は、後輩の畠山とベトナムに出張する。哲也が長い年月を費やしてきたプロジェクトも、いよいよ大詰め。しかし1カ月以内に契約を取らなければ、ベトナムとのビジネスから撤退することが決まっている。活気あふれるベトナムの市街地を訪れた二人は、交渉相手のナム社長からある提案をされる。ナム社長は二人に写真を見せ「この石碑に眠っている宝物を持ってきてくれれば契約しよう」と言うのだ。さらに「石碑の写真に写っている人物は、ファン・ボイ・チャウ」とも教えられた。
ナム社長の真意を測りかね、悩む哲也と畠山。早速、二人は「ファン・ボイ・チャウ」について調べるが、ファン・ボイ・チャウがベトナム独立に関わった革命家という情報しか得られない。しかし、この石碑が日本にあること、そして石碑に「浅羽佐喜太郎」という名前が刻まれていることが判明。果たしてファン・ボイ・チャウとは? 浅羽佐喜太郎とは? 二人の関係は?
帰国した哲也と畠山は、石碑のある場所を探し当てる。そこで二人は、ベトナム人留学生を世話している真知という老婦人と出会い、宝物について尋ねるが答えは得られない。しかし畠山が、ファンと佐喜太郎に関する記述を町の郷土史に発見する。そこに書かれていたのは、歴史の教科書にも載っていないような、日本とベトナムの意外な史実だった・・・

100年ほど前、浅羽佐喜太郎(東山紀之・二役)は海岸近くで病院を営み、看護師のあかね(武井咲)と働いていた。ある日、異国の男性が漂着したとの知らせが入る。その男は、ベトナム独立運動の志士・ファン・ボイ・チャウ(Pham Huynh Dong)だった。ファンは、日本に来た目的を告白。「ベトナム独立のために、日本の武力援助が必要」と強く語るファンの目に熱意を感じた佐喜太郎は、彼を有力政治家と面会させる。そしてファンは武力援助ではなく、人材育成協力の約束を得るのだった。
ファンは同志を募るためベトナムへ一時帰国、フランスの厳しい監視の中で極秘に活動を続ける。そして皇族であるクオン・デに面会し、「祖国ベトナムのために、日本に来て欲しい」と願い出る。再び日本に入国したファンは、同志たちと留学生として学び始める。次第に増えていくファンの同志たち。その活動は激動の時代の中で大きな息吹になり、多くの同志たちに囲まれファンは「人生の中で、最も華やいだ幸福な時代」を迎えていた。
突然、佐喜太郎の体を病魔が襲う。あかねは佐喜太郎の異変に気付くが、佐喜太郎は「ファンの足を引っ張りたくない」という一心で、あくまでも気丈に振舞い続ける。そんな中、フランスからの圧力で、ファンたちの活動が弾圧を受け始める。日本の官憲から身を隠しながら、ファンは佐喜太郎に手紙を送るのだが・・・

そして現代。
亡き母を思い続けて淋しい気持ちを抱えたままのさくらは、哲也やリェンの前で、堪えていた気持ちを爆発させてしまう。さくらの言葉を聞いた哲也は・・・。
哲也たちは、ナム社長からの謎掛けの真意をなかなか見出せないでいた。焦る哲也は、もう一度、石碑のある場所へ向かい・・・。

ファンと佐喜太郎、二人の熱き友情の果てにあった悲しき結末。しかしそこには、100年前の二人が残した大切なメッセージが息づいていた。それは紛れもなく、現代の日本人やベトナム人にとっても、かけがえのないものであった。
「一体、ファンと佐喜太郎の二人に何があったのか?」 「何故、100年もの間、その謎が明かされなかったのか?」そして、「ファンと佐喜太郎の残したメッセージとは?」
100年の時を超えて今、明かされる真実。

 

コメント

<東山紀之>
まず最初に感じたのは、100年前にそれぞれの国の先人たちが美しい友情を構築していたということに非常に感動しましたし、また僕らは佐喜太郎とファン・ボイ・チャウが作った絆を大切にし、それを次世代に繋げられるよう作品を通じて文化交流ができるということをとても嬉しく思います。

<Pham Huynh Dong>
このドラマを通じて両国間の友情関係を描くことで、これからますます両国間の関係が発展することに貢献できることを期待しています。

<武井 咲>
この作品に出演することができて、とても光栄に思います。
私の演じる大岩あかねは、唯一実在しない人物ではありますが、ベールに包まれた「100年間の秘密」をナビゲーターのような存在として、しっかり皆さんに伝えていければと思います。

<Nguyen Lan Phuong>
私は今まで、日本の皆さんと一緒に仕事をしたり、連絡を取ったりしておりまして、日本や日本にいる皆さんに特別な感情を持っています。非常に日本のことが大好きです。
このプロジェクトを通じて、私から日本の皆さんへの気持ちも送りたいと思います。

<芦田愛菜>
このドラマを通じて、ベトナムのことをたくさん勉強できればと思います。
一生懸命がんばります。



このドラマはベトナムと日本の現代に問う、壮大な愛と友情の物語である。

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