2016-05-12 21:50 Oricon


 日本を代表する演出家の蜷川幸雄さんが12日午後1時25分、肺炎による多臓器不全のため死去した。80歳だった。訃報を受けジャニー喜多川氏が「昭和と平成を見事につなげた人が、東京オリンピックを待たずにさよならなんてずるいよ」と追悼のコメントを発表した。

 そのほか、錦織一清、東山紀之、植草克秀、岡本健一、木村拓哉、坂本昌行、長野博、森田剛、岡田准一、二宮和也、松本潤、生田斗真、亀梨和也、上田竜也もそれぞれの言葉で蜷川さんを悼んだ。

コメントは以下のとおり。

■錦織一清
「少年隊の舞台でお世話になりました。はじめは怖い人だと聞いていましたが、いざ演出を受けてみると、とても優しく愛情に溢れた方だったということが印象に残っています。ご冥福をお祈りします」

■東山紀之
「蜷川さんと会う度に『またやろうな。』と言ってくださいました。その言葉が嬉しかったです。またご一緒したかったです。まだまだ勉強したかったです。蜷川さん、寂しいです」

■植草克秀
「蜷川さんとは、最近お会いする機会がなかなかありませんでしたが、体調が良くないとはお聞きしていました。まさか訃報を受け取ることになるとは思っていなかったので、とても驚いております。蜷川さんとは、演出家としてPLAYZONE’90 MASKでの劇中劇『ハムレット』、ドラマ監督としての『風ものがたり』などで演出、ご指導いただきました。とても指導に熱心な方で、すぐ怒る怖いイメージの強い蜷川さんであると思いますが、自分もご一緒した際には、『今日は怒らないから』と言われながらも、スタートが掛かった途端に間髪入れずに『バカヤロー!』と怒られた思い出が強く残っています。すぐ、怒る反面、とても愛情持ってスタッフ、役者に接する他にはいないような演出家、指導者であったと思います。また蜷川作品に参加させていただけたらと思っていましたが、それも叶わぬこととなってしまいました。残念でしかたありません。ご冥福をお祈りいたします」
 

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