植草克秀 ジャニーズの先輩“君付け”呼び「良くないと思うよ」
6/13(木) 10:32配信 スポニチアネックス
「少年隊」の植草克秀(52)が12日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に出演。入所38年の大ベテランがジャニーズ事務所のさまざまな謎を明かした。
植草は「中学2年の時に応募があって、友達が俺と写ってる写真を送った。そしたら、俺のところに(電話が)かかってきた。それがジャニーさんだった」とジャニー喜多川社長(87)との出会いを明かした。その後、「“テレビ朝日の第1リハーサル室に来てよ!”と言われて、友達と一緒に行ったの。(部屋を)開けた瞬間に俺と同じ年ぐらいの子がワーっていて踊ってる。鳥肌がドワーって立った」と当時を回顧。「今でこそ踊りは当たり前だけど、俺らの頃は踊りはそんなにやってなかった。男が踊るの?って思ったぐらいだから。しばらしくて(ジャニー社長に)“踊っちゃいなよ!”って言われて、背の高い、色の白い奴がいて、そいつの横で踊ったのが最初。それがヒガシ。(半年入所が先の東山は)もう踊れてるの。凄いなと思った」とメンバーの東山紀之(52)との初対面を振り返った。
その後、すでに事務所に入っていた錦織一清(54)も加え、「少年隊」が結成される。そんな錦織との出会いについては「ジャニーさんにある時、“今まで休んでたけど、凄い奴が来るんだ”って言われた。いきなりバク転をバンバンバンって始めたの。ほぉーすげー。何この人って。それがニシキだよ」と衝撃的なものだったと告白。ジャニーズ事務所のタレントがバク転をするようになったのも「ニシキがいたからっていうのもあるんじゃない」と明かした。
ジャニー喜多川社長はタレントを名前ではなく“YOU”で呼ぶことで知られている。これについて、植草は「人の名前が覚えられないから。YOUって言っておけば間違いないんだから。覚えられたと思って人の名前を間違えるんだから、ジャニーさんが。悪いと思ってYOUだよ」と笑わせた。
さらに、ジャニーズ事務所のタレントは先輩を“君付け”で呼ぶことでも知られている。植草は「あれね、俺、良くないと思う。だって、“君”ておかしくない?」とキッパリ。「その頃(80年代)は(自分たちは)マッチって呼んでた。(その当時は)何となくあだ名で呼ばれて平気だった。途中から“ちゃんとしようよ!”ってなって、ヒガシが“マッチさん”って言い始めた。そこからはちゃんとさんを付けるようになった」としつつ「君を付けるのは、俺らの後輩。俺らは君を付けた覚えがない。俺が“マッチ君”って言ったらおかしいだろ?たぶん、“お前何言ってんだよ!”って(殴られる)。おかしいじゃん」とぶっちゃけ。植草は1985年にデビューした「忍者」、のちに「光GENJI」として活躍する内海光司(51)や大沢樹生(50)が所属し、83年にデビューした「イーグルス」の名前を挙げ、「忍者とかイーグルス、あいつらだよ。あいつらから君付けが始まった」。その後、ジャニーズ事務所内で“君付け”呼びが定番化していったと主張した。
植草克秀 デビュー曲「仮面舞踏会」秘話 実は大人ウケを狙った?
6/13(木) 11:43配信 スポニチアネックス
「少年隊」の植草克秀(52)が12日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」(水曜後11・00)に出演。大ヒットしたデビュー曲「仮面舞踏会」の制作秘話を明かし、驚かせた。
いまやジャニーズで最長となる結成34年目となる少年隊は、1985年「仮面舞踏会」で鮮烈なレコードデビューを飾った。デビュー曲でありながらいきなりのチャート1位を獲得し、年間シングルランキングでも3位となる大ヒット。第28回日本レコード大賞・最優秀新人賞など賞レースを席捲し、紅白歌合戦にも初出場。白組司会だった加山雄三(82)が「少年隊、仮面ライダーです」と曲紹介したことでも話題となった。
そんな自身最大にして代表曲でもあるデビュー曲は「嵐」の櫻井翔に(37)にジャニーズ事務所の社歌とも言わしめるほど、これまで多くの後輩たちが歌い継いできている。
植草は「一番最初って、曲を作ってもらおう、詞を書いてもらおうって、俺ら3人でお願いしに行ったりとか、こうしたらいいんじゃないかとか。ジャニーさんとかとみんなで打ち合わせするわけよ」とメンバー自ら楽曲の制作に携わっていたことを告白。「コンセプトを決めるのに『仮面舞踏会』の場合は大人にウケたほうがいいんじゃないかと」と意外にも“大人ウケ”狙っての楽曲だったことをあかし、TOKIOのメンバーを驚かせた。
そこには時代背景も大きく関わっているという。「今はカラオケボックスが普通だけど、俺らの時代はカラオケ屋さんは普通、ステージで一人歌って、知らない人も聞いている。そういう場所だった。そういうところで、1人で歌うのって恥ずかしい。そこで3人だったら恥ずかしくないんじゃないかって。新橋で酔っぱらったおっさんたちがネクタイ取ってハチマキして3人で歌えば勇気出ていいんじゃないかと」と説明。これには国分太一(44)も「ハチマキ、ネクタイという計算も?」とサラリーマンがネクタイでハチマキする姿まで想定していたことにびっくり。植草は「それも何もかんもニシキが言ったりするのよ」と明かすと、松岡昌宏(42)は「(錦織は)やっぱりプチジャニーさんなんだよね」と感心しきり。
イントロ部分の印象的なフレーズ「トゥナイヤヤヤヤヤティア」についても話が及んだ。国分から「ちょっと意味がわからない」とツッコミは入ると、植草も「あれはオレもわかんないよ」とぶっちゃけ。それでも、「あの頃ってキャッチなフレーズが流行った。マッチさんの『ギンギラギンにさりげなく』とかサザンの『勝手にシンドバット』とか。耳に残るものがほしいねって」とやはりしっかりとした戦略があってのものと告白。「あれは歌詞でも何でもない。イントロのところに何か入れようぜって。試しにラララとか入れてもダサいわけよ。なんかいいのないかなって始まると朝までだよ。あの頃はスタジオで寝るのは当たり前だった。最終的には、ニシキがずっと起きて考えて、これだよ!って。それが『トゥナイヤヤヤヤヤティア』だった」と明かした。国分も「普通だったら、デビューって人に作ってもらうもの。少年隊さんは自分たちで作ってたんですね」と驚きを隠せなかった。
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