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東京中日スポーツ   2008年4月21日

麗奈・東山W主演『山桜』完成  地元山形県三川町で、満開宣言!

 女優田中麗奈(27)と少年隊・東山紀之(41)が20日、ダブル主演時代劇映画「山桜」(篠原哲雄監督)の完成報告に、原作者・藤沢周平氏の故郷・山形県鶴岡市を訪れた。山形県三川町では、この日から作品を先行公開(全国公開は5月31日)。東山は「この作品で、今年は全国をもう一度“満開”に」と誓った。

 この日、2人は26日から公開される山形市での完成披露試写会や、三川町での初日舞台あいさつなど多忙なスケジュール。ロケ地でもあった鶴岡市東部の「庄内映画村」では、「08年やまがた映画博」の開幕式典に出席した。山伏の先導での登場に苦笑いの東山を横目に、田中は「山形の人が自慢できる映画になった。大切な人と幸せや人生を語り合って」と作品をアピールした。

 また2人は、劇中のたった一度の出会いと同様に満開の桜の下で会見。撮影から約1年ぶりの再会は、さながら結婚会見のような雰囲気で、「照れくさいね」と照れる東山に、田中も「東山さんと、(東山の役の)手塚さまが同一人物に見えて、恥ずかしい」とほおを赤らめた。

 余計な説明を排した静かな約100分の作品。特に東山は、気合の掛け声を除く12回のセリフが序盤10分までに終わり、残りはたたずまいと殺陣の存在感で魅せる。

 東山は「言葉は少なかったが、思いは表現できた」と充実感をのぞかせ、さらに「(藤沢作品出演で)人生観が変わった。日本人の心の美しさ、誇りを再発見した。自分の生き様に反映したい」と劇中とは一転、冗舌だった。初時代劇だった田中も「自分にとって必要な深い映画でした」と振り返っていた。

 ◆物語 江戸後期。野江(田中)は叔母の墓参りの帰り、山桜の下で1人の武士と出会った。枝を手折って差し出す男は、かつて野江を妻に、と望んだ手塚弥一郎(東山)だった。最初の夫に先立たれ、2度目の嫁ぎ先になじめずにいた野江の心は浮き立つが、私腹を肥やす上役に手塚が正義の刀を振るう事件が発生。それは野江の運命までも変えていく。

 ◆庄内映画村 資料館やオープンセット2つを備え、「蝉しぐれ」「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」などの作品が撮影された。08年やまがた映画博は、山形を舞台に撮影されたこれらの劇場用映画が過去10年で10作品に上ることなどを踏まえ、今年初開催。県ゆかりの作品上映や撮影現場見学、監督らとの交流イベントなどを1年にわたって展開する。

日刊スポーツ 2008年4月20日18時48分

田中麗奈、東山を「すてきな方」
 
庄内映画村の桜の下を歩く田中麗奈(撮影・近藤由美子)  田中麗奈(27)東山紀之(41)が20日、山形県鶴岡市内で行われた08年やまがた映画博のオープニングセレモニーに特別ゲストとして出席した。

 2人が作家藤沢周平氏の短編小説が原作の映画「山桜」(篠原哲雄監督)の撮影を同地で行ったのは1年前。再び桜が満開の季節に訪れ、映画の完成を報告した。

 田中は「(東山が演じた)手塚様としての印象ばかりあったので、久々にお会いして恥ずかしいです。扮装(ふんそう)しか見ていませんが、あらためてすてきな方だと思いました」と、満開の桜の下でほおもピンク色に染める場面も。東山は「日本文化のすばらしさを再発見した作品。山形の良さ、人の心の美しさを感じていただけたら」とPRした。

 映画「山桜」はこの日から山形県内の一部で上映開始。5月31日公開。

スポーツ報知  2008年4月21日06時00分

田中麗奈&ヒガシが桜の下で完成報告 

映画「山桜」(5月31日公開、篠原哲雄監督)にダブル主演する女優の田中麗奈(27)と「少年隊」の東山紀之(41)が20日、作品の舞台となった山形・鶴岡市の庄内映画村で完成報告を行った。

この日開幕した「’08やまがた映画博」(20日から1年間)のオープニングを飾った2人。遠方には出羽三山の一つ、羽黒山がそびえ、雲一つない青空。満開の桜に迎えられ、東山は「(桜が)散らずに、僕らを待っていてくれた」と笑顔をみせた。

原作は藤沢周平さんの小説「時雨みち」の同名短編小説。田中は時代劇初挑戦。2度の結婚に失敗しながらも人生の幸せを求め、前向きに生きる女性役。00年「はつ恋」以来の篠原監督とのタッグに「本当に縁を感じる。自分が成長する上で、必要な映画になったと思う」。

一方の東山は正義感、誠実さあふれる武士を好演。セリフは冒頭シーンのみで表現力が問われるが「(原作を)読んだ時から、この役を手放したくないと思った。りんとした誇りや自己犠牲の精神。自分の生きざまにも反映させていきたい」。同県では20日から先行上映。舞台あいさつも行われ、2人は感謝の報告をした。


SANSPO

全国を満開の「山桜」に!東山紀之&田中麗奈がW主演

 映画「山桜」(篠原哲雄監督、5月31日公開)にW主演する女優の田中麗奈(27)と少年隊の東山紀之(41)が20日、山形県鶴岡市の庄内映画村で行われた「’08やまがた映画博」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして登場し映画の完成報告を行った。

 作品は鶴岡市出身の作家、藤沢周平さんの短編小説が原作。江戸後期、再婚相手との生活に悩む磯村野江(田中)が、かつての縁談相手の武士、手塚弥一郎(東山)との再会を機に気持ちに変化が芽生える様子を北国の情景とともに描く。昨年春に庄内ロケを行った。

 時代劇初挑戦となった田中は「山形の自然の力を借りて、そのエネルギーのおかげで演じることができました。山形の皆さんが自慢できる映画になったら」と笑顔でアピール。

 また、劇中のセリフが少なく表情などで魅せた東山は「風景や人の心の美しさとか日本のよさを再発見できた作品。人生観が変わった。凛としたもの、誇りとか自己犠牲の精神とか先人が築きあげてきたものを改めて発見し、自分の生き様にも反映させたい」と熱く語った。この日から山形県内で順次先行上映が開始されたが、全国を“満開の桜”にしたい?と質問されると東山は「まさにその通り」とヒットを願った。

 

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