舞台「英国王のスピーチ」
主演:東山紀之
●東京公演
2012年8月24日(金)~9月9日(日)
会場:世田谷パブリックシアター
●大阪公演
2012年9月14日(金)~17日(月・祝)
会場:森ノ宮ピロティホール
吃音症を持ち、内気な性格になった大英帝国の王子、バーティ(ジョージ6世)役は、東山紀之。23年にわたって少年隊ミュージカル「PLAYZONE」の主演を務め上げ、近年は「さらば、わが愛 覇王別姫」、ブロードウェイミュージカル「カーテンズ」、「ミシマダブル(サド侯爵夫人/わが友ヒットラー)」などの舞台において、より難しい役どころに挑み続けている東山が、世界中が注目する感動の実話に挑みます。
バーティを支える妻・エリザベス役には、2010年に出演した朗読劇「ラブ・レターズ」以来2年ぶりの舞台出演となる安田成美。優しさの中に芯の強さを秘めた、美しく気高い王妃を演じます。
そして、舞台のみならず、映像作品においても引く手あまたの演技派俳優・近藤芳正が、この作品の要となるバーティの吃音症を治療する言語聴覚士ライオネル・ローグ役を務めます。
さらに、葛山信吾、西尾まり、有福正志、久保酎吉、高橋長英、ラサール石井といった個性豊かな実力派の顔ぶれが勢揃いいたします。
4/24 Theater Guide
東山紀之を主演に迎え上演される舞台『英国王のスピーチ』の公演情報が公開された。
昨年のアカデミー賞作品賞を受賞した同名映画の舞台版となる本作。20世紀初頭、ナチス・ドイツとの開戦を前に、当時のイギリス国王・ジョージ6世が、吃音を克服し国民から信頼される王へと成長していく姿を描いた伝記ドラマだ。
東山扮するジョージ6世を支える、妻エリザベス役には安田成美、そして、言語聴覚士のライオネル・ローグ役には近藤芳正があたる。そのほかキャストには、葛山信吾やラサール石井といった実力派たちが名を連ねている。
Nikkansports 2012.2.25
東山紀之(45)が舞台「英国王のスピーチ」(8月下旬開幕、東京・世田谷パブリックシアター)に主演することが24日、発表された。
ジョージ6世の史実をベースにした戯曲が原作。一昨年から世界中で公開された同名映画は各国映画賞で通算63冠を獲得。昨年のアカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞の最多4冠に輝いた。日本では昨年2月に公開。公開51日目で観客動員数が100万人を突破し、話題になった。また、世界に先駆けて英国内で舞台版が上演中。本作は英国に続く舞台化となる。
東山は厳しいしつけから吃音(きつおん)症に悩み、内気な性格になったが、周囲の支えと努力で吃音症に立ち向かい、偉大な王となる大英帝国の王子、バーティ(後のジョージ6世)を演じる。映画版では英俳優コリン・ファースが演じ、アカデミー主演男優賞を受賞した。
制作側は東山の起用について「主人公の生真面目、強い責任感、ノーブルな雰囲気がはまり役だと思います」と起用理由を説明している。
特に舞台では、東山はハードルが高い役に積極的に取り組んでいる。07年「さらば、わが愛 覇王別姫」では女形に挑戦。一昨年上演した2本立ての「ミシマダブル」では、2作品ともに出演した。
本作について東山は「コンプレックスや逆境を乗り越え、深く国民に愛されたジョージ6世は、どのようにイギリスのリーダーに成長したのか。この舞台でそのリーダー像を学び、感じ、演じていくことで、俳優として今まで以上に、『高み』を求めていければと思います」と話している。
◆映画「英国王のスピーチ」(トム・フーバー監督) 英国の現エリザベス女王の父で「英国史上最も内気な国王」と呼ばれるジョージ6世(コリン・ファース)の物語。20世紀初頭の英国は放送機器の発達などで、スピーチは王室の重要な仕事となっていた。大英帝国博覧会の閉幕式で、バーティ(ファース)は父王、ジョージ5世の代理でスピーチをする。しかし、吃音症のせいで散々な結果に終わり、周囲の人々と英国民を落胆させてしまう。妻のエリザベスが吃音症の治療を依頼したローグは、型破りな方法で治療にあたる。
中日SPORTS 2012.2.25
少年隊の東山紀之が今夏上演予定の舞台「英国王のスピーチ」で主演することが24日、分かった。2011年度アカデミー賞4部門を受賞した大ヒット映画の舞台版として注目を集めそうだ。
東山が演じるのは、吃音症と向き合いながら成長していくバーティ(後の英国王ジョージ6世)。これまで「さらば、わが愛 覇王別姫」「カーテンズ」など、数々の舞台で難役をこなしてきた東山が感動の実話に挑む。
東山は「コンプレックスや逆境を乗り越え、深く国民に愛されたジョージ6世は、どのようにイギリスのリーダーに成長したのか。この舞台でそのリーダー像を学び、感じ、演じていくことで、俳優として今まで以上に“高み”を求めていければと思います」と意気込みをみせる。
英国では今月からいち早く舞台化されツアー公演中だが、日本版はオリジナル作品となる。演出を手がける鈴木裕美氏は「スピーチで始まり、スピーチで終わる、非常に演劇的な作品。演劇の魅力にあふれた舞台にしたい」とコメント。東山についても「生真面目、強い責任感、ノーブルな雰囲気、はまり役だと思います」と期待を寄せている。
東京公演は8月下旬から世田谷パブリックシアター、大阪公演は9月中旬から森ノ宮ピロティホールで上演予定。
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