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Billboard JAPAN  7/1(月) 10:10配信


 6月24日付のBillboard JAPAN “Top Albums Sales”で、King & Princeの『King & Prince』が473,597枚を売り上げ首位を獲得した(集計期間2019年6月17日~2019年6月23日)。

 『King & Prince』はKing & Prince待望のファーストアルバムで、過去リリースした3作のシングル「シンデレラガール」「Memorial」「君を待ってる」や映画『うちの執事が言うことには』主題歌「君に ありがとう」、UHA味覚糖CMソング「マホロバ」、ベネッセ『進研ゼミ』CMソング「Super Duper Crazy」等全17曲を収録している。

 今回はサウンドスキャンジャパンの地域別販売データを使用し、『King & Prince』の販売初週の地域別販売比率を調査してみた(かっこ内は2019年に販売された全オーディオソフトの地域別販売比率)

〇『King & Prince』地域別販売比率(集計期間2019年6月17日~2019年6月23日)


北海道 3.6% (3.8%)
東北 7.0% (5.6%)
関東 37.4% (45.3%)
甲信越 5.6% (2.9%)
北陸 2.7% (1.9%)
中部 13.3% (11.9%)
近畿 14.0% (15.4%)
中国 5.0% (4.3%)
四国 2.6% (1.7%)
九州 8.8% (7.2%)

 関東・近畿以外の地方で全オーディオソフトの地域別比率を上回る事が確認できる。特に、メンバーの平野紫耀の出身地の中部地方は近畿地方に迫る勢いをみせており、甲信越・北陸・九州も全オーディオソフトと比較するとかなり高い値を示している。

 ここで、デビュー作『シンデレラガール』の初週の地域別販売比率も含め、地域での販売比率をグラフ化したのが図1である。

地域販賣比例變化.JPG

 

 ここから見て取れるのは『シンデレラガール』は全オーディオソフトと比較すると、東京・大阪で精力的にリリースイベントを行った事もあり、関東、近畿の比率がかなり高く、北海道・東北・中部・中国・九州は比較的低かった。『シンデレラガール』と今作『King & Prince』を比較すると、東北・甲信越・北陸・中部・中国・四国・九州の各地方は大きく販売比率を伸ばし、北海道は横ばい、関東と近畿は他の地方が伸びた結果として減少しているという結果がみえてきた。これはデビューから約1年でファン層が地方へ広がっていると考えてよいだろう。

 そんな中でも中部・甲信越・北陸・四国地方はリリースの度にその地方の占有率を増やしており、中部地方を例に挙げると、11.0%(『シンデレラガール』)→12.1%(『Memorial』)→12.8%(『君を待ってる』)→13.3%(『King & Prince』)といった具合で、更に今後もファンを獲得しそうな勢いである。

 嵐の活動休止等により、勢力図が塗り替えられそうな男性アイドル業界。その中でもKing & Princeは着実に地方へ広がりを見せており、今後の活躍からも目が離せなくなりそうだ。

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