今年で23回目を迎えた『PLAYZONE』。少年隊を中心キャストに、オリジナルストーリーとショーで構成し、好評を博してきた人気シリーズだが、少年隊の主演は今年がラスト。その初日開幕に先駆け、6日の日中、ゲネプロが行われた。
今回は、『PLAYZONE』23年の歴史を振り返る名場面集といった内容で、全体をショー形式で構成。40代になった彼らが、10、20代の後輩たちの先頭に立って、キレのある動き、ムーディーな歌声で観客を魅了する。3人それぞれが構成の一部を請け負い独自の世界観を見せるコーナーや、屋良朝幸はじめ後輩たちが大活躍するコーナー、少年隊のヒット曲メドレーなど、盛りだくさんの内容だ。
ゲネプロ終了後、3人がラストステージに向けてそれぞれの想いを語った。
錦織一清 今はまだ実感がありませんが、千秋楽に向けて終わりだという実感がわいてくるんでしょうね。昔の『PLAYZONE』の映像を見ると、つい最近のことのような気がする反面、若いころの自分に嫉妬を感じることもあります。何ものにも負けないっていう妙なアドレナリンが出ていて(笑)。これまで『PLAYZONE』が続けてこられたのもみなさんのおかげ。感謝の気持ちを感じていただけたらと思います。
東山紀之 23年もやってきたので、これからは後輩たちに(PLAYZONEを)渡して、僕たちはまた新しいことをやっていきたいです。年に一度ではなくても、例えばオリンピックのように何年かに一度、またここで何かやるとか。もっとグローバルにできることもあると思うので、これからそれを考えたいと思います。
植草克秀 終わってしまうのが寂しいという気持ちもありますが、まだ実感がわかないし、今はただみなさんにいいものを観ていただきたいと、そのことだけ考えています。僕たちも先輩からたくさんのことを学んだので、息子をはじめ後輩たちにも、先輩を見ていろいろ勉強してほしい。僕たちもまた、少年隊を新しい形で作り上げていきたいと思います。
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