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SANSPO 2020.7.28

 KinKi Kids・堂本光一(41)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」の“スピンオフ”が9月15日から大阪・梅田芸術劇場で上演されることが27日、分かった。新型コロナウイルス感染予防のため名場面のフライングや階段落ちを封印。キャスト、スタッフ数を3分の2以下に減らし、10月4日には20年の歴史で初めて無観客生配信も行う。光一は「心からエンタメが必要とされる時代が戻ってほしい」と願いを込めた。
 
 ショー・マスト・ゴー・オン(何があってもショーは続けなければならない)。故ジャニー喜多川さんの教えを貫いた。
 
 「この先、もう『SHOCK』をやれないことも覚悟しています」
 
 全国で猛威を振るう新型コロナウイルス。このほど、本紙などの取材に応じた光一の言葉には決断の重さが感じられた。
 
 11月に20周年を迎える「Endless SHOCK」の通算上演回数は1760回。3月に東京・帝国劇場で1800回を達成するはずだったが、コロナ禍で2月末から3月末の東京公演を中止せざるを得なかった。
 
 大阪では今月24日に過去最多となる149人の感染が判明。公演中止やガラ・コンサート(音楽会)での開催という選択肢もあったが、共演者にも意見を求め、“スピンオフ”の「Endless SHOCK-Eternal-」という新しい形で開催を決断した。
 
 感染予防対策は万全。東京から大阪の移動を伴うため、キャストやスタッフを約120人から約70人に。PCR検査は稽古前、大阪への移動前、公演の中日に実施する。
 
 劇場では客席前のーケストラピットを使用せず、観客数を50%に制限。ほぼノーセットで、休憩含め3時間超だった上演時間は幕あいなしの2時間以内に収める。
 
 「SHOCK」の名場面である階段落ちや客席上空を舞うフライングは封印。物語の舞台を本編の3年後に設定して、内容を大幅に変更する。
 
 10月4日は無観客で公演を有料生配信(販売数限定)。「大阪や近畿地方以外の方は配信を見ていただく方がよいかも」と初の試みに挑戦する。
 
 9月15日から10月12日まで行う31公演は通算上演回数に含まず。今回の公演名は恩師がクレジットされるエターナル・プロデューサーから拝借し、「ジャニーさんなら何かしら生み出しているはず。『何でこんなときにいねーんだよ』と思うけど、自分たちで考えないと進めない」とキッパリ。かつての日常が戻るまで歩みは止めない。
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