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純記錄用的日本一般觀眾觀後感。
沒有提到劇情,但不想知道先知道任何相關情報的人
可能還是不要先看比較好。

「スシ王子」試写感想


「銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜」は、
http://www.tv-asahi.co.jp/sushi-movie/
TVドラマで放映された、Kinki Kidsの堂本光一主演映画。
「自虐の詩」「包帯クラブ」の堤監督の
ノリとテンションで作ったーって感じのお馬鹿寿司コメディドラマです。

で、ドラマ観てない私が観てきましたよ。
超久々の試写会がコレというのが何というか。
先輩には「あんた、暇だったからって…」と言われてしまった。
暇じゃねぇ。暇じゃねぇけど「お前なんか、握ってやる!」
がふいに観たくなっちゃっただけなんだ。

シリアスじゃないと損した気分になるとか、
映画で何かを得よう、という欲張りさんには向いてませんが
(いや、映像や演出の勉強にはなると思うけど…)
気軽にエンタメしたい、という人にはオススメの一本でした。

以下、感想です。
 

簡単に説明すると、主役の米寿司(まいず つかさ)は、
沖縄・宮古島で自然流琉球唐手の修行に励む青年。
格闘能力はからきしだけど寿司の腕は超一流。
で、よくわかんないけど、自然流琉球唐手奥義
取得のためにはスシの修行が不可欠らしく
NYへとシャリを極めるために旅立つというお話。

おわかりの通り、お話はわりとどうでもいい感じ。
それよりも、馬鹿馬鹿しい設定や展開の隅々まで
ボケを仕込んでいるのがいいなと思いました。
最初はさすがに醒めた目で観ちゃうんですけど
徐々にテンポに飲み込まれて、いつの間にか笑っているという…。
台詞、字幕、特殊効果、すべてに
遊び心が溢れてて、あー楽しそうだなーって。
お笑いに厳しい人や、邦画のノリに照れちゃう人は駄目だけど、
この手のアホっぽさはTVよりスクリーンで観た方が面白いと思う。
TV画面で観るとちょいとサムくなる気がしなくもない。

キャストが個人的には良くって、
師匠のギャルバージョンの石原さとみは文句なくキュート。
偽ヒロイン(?)役の太田莉菜も
英語ぺらぺらだけどアホっぽいギャルを好演。
あの頭悪そうな感じはとっても好き。
北大路欣也は十年ぶりの映画出演だったらしいけど
まーオットコ前な日本男児でかっこ良かったっす。
釈ちゃんは英語の発音が素晴らしすぎてちょっと泣けた。
あれ演技なの?だよね。いや、きっとそう。だと思っとこう。
堂本光一氏らドラマからの出演組は割愛。

あと、良かったのはアクションとCG効果。
いちいちあれこれ大げさなんだけど、それがいいんだよー。
米が口の中で蕩ける衝撃再現は笑ってしまった。

ドラマを観ていた人にはびっくりな展開と思われるものもあり、
話も馬鹿馬鹿しいながら意外とホロリとさせたりまた笑わせたり。

という訳で、期待せずに行ったせいか(ごめんなさい)
意外にも楽しかったです。古くないけど懐かしい感じは
一昔前の正月映画のノリってことか?
最後のクレジットも馬鹿っぽさ全開で好きですよ。 
 

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